超短焦点プロジェクターに潜む問題点とは?
Allion Labs 超短焦点プロジェクターとは 超短焦点プロジェクター(Ultra Short Throw Projector、略UST)はここ数年で徐々に人気を集めているAV機器です。従来のプロジェクターは長い投影距離を必要とし、画質は主に720または1080 pでした。しかし超短焦点プロジェクターは壁から数十センチの距離で80-150インチもの大きさの画面を投影することができ、さらにその多くは4 KUHDの画質を搭載しています。その上、超短焦点プロジェクターは豊富なAVストリーミング配信サービスに対応しており、空間が限られている家庭や個人の使用に非常に適しているといえます。 超短焦点プロジェクターは主にDLP(Digital Light Processing)※註 を利用してスクリーンの表示を行っています。DLPのプロジェクターは、回転するRGBカラーホイールに光を通し、赤、緑、青の色にそれぞれ分けます。その後、マイクロミラーが敷き詰められたDLPチップに光が反射されます。これら全てがプロジェクターのレンズを通りスクリーンに光が反射して映像が形成されます。 ※註:DLPはTexas Instruments(テキサス・インスツルメンツ)社が開発した独自の技術です。 [...]