【ニュース】アリオン、USB Power Delivery EPR認証試験機関に認定
認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な第三者検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明、以下「アリオン」)のグループ本社であるAllion Labs Inc.(本社台湾・台北市、CEO:Summer Chien)は、このほど2023年6月9日付でUSB規格団体であるUSB Implementers Forum(以下USB-IF)より、USB Power Delivery EPR(Extended Power Range)の認証試験機関としての認定を受けました。本認定により、関連認証プログラムおよびコンサルティングの提供を開始いたします。
USB Power Delivery EPR認証試験を取得する際の注意事項をUSB-IFからのガイドも踏まえ下記に示します。
USB Power Delivery EPR認証試験は、以下の試験項目と試験設備を用いて試験を行います。
USB-IFによると、現時点ではEPRに対応するソースポートを1つだけ持つ機器のみ認証が取得可能となっています。EPRに対応するソースポートが2つ以上ある機器は認証取得できません。以下は認証取得が可能な例です。
1. 試験対象はEPRに対応するソースポートを1つ持ち、EPRに対応するシンクポートを1つ以上持つ
2. 試験対象はEPRに対応するソースポートとSPRに対応するソースポートを1つずつ持つ
もう一つ注意点があります。認証を取得するにはEPRに対応するソースポートはAVSの対応が必須となります。AVSをサポートしていないEPR対応ソースポートは認証取得できません。
アリオンは、USB-IF認定の第三者試験機関として、ホスト、デバイス/周辺機器、ケーブル/コネクタ、パワーデリバリなどを対象に、USB4 Gen3からUSB4 Gen2、USB3.2 Gen2、USB3.2 Gen1、USB2.0、USB Type-C®などの試験サービスを提供しています。認証試験に加え、接続互換性の確認や技術コンサルティングを通して、お客様の製品開発を支援いたします。
USB PDを含む最新のUSB認証試験の情報はこちらをご覧ください。
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※ New Certified USB Logo Program unifies consumer branding for solutions based upon the USB4™, USB Type-C®, and USB Power Delivery Specifications