認証試験のリーディングカンパニーであるアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明 以下「アリオン」 )は2019年5月、HDR(ハイダイナミックレンジ)映像規格である「HDR10+」のモバイル機器向け規格「HDR10+ Mobile Display Device」の認証試験を開始しました。

 

■ HDR10+ について

HDR10+は、HDR10+ LLC.が策定した映像規格です。映像シーン単位で最大輝度情報を”ダイナミックメタデータ”として付与することで、フレームやシーン毎の映像の輝度、彩度、コントラストに応じた最適なトーンマッピングを行うことができます。ロイヤリティフリーかつオープンなHDR用ダイナミックメタデータの技術規格として急速に普及しつつあります。

■ HDR10+ Mobile Display Device について

HDR10+ Mobile Display Deviceは、モバイル機器向けのHDR規格でダイナミックHDRをサポートしています。認証試験では、輝度、色表現範囲等の光学的試験と併せてダイナミックメタデータ処理が実装されているかについても確認します。認証試験にパスすることで、製品にHDR10+のロゴマーク付与することができます。

Mobile Display Device(携帯端末)は、Display Device(TV/Monitor)同様、ダイナミックHDRをサポートしています。携帯端末は、ビデオ入力端子が無くストリーミングビデオ、動画ファイルを再生しますが、メタデータがその中に埋め込まれており、シーンに応じて動的にメタデータが変化していきます。

HDR10+、およびMobile Display Device認証についてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

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