アリオン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:中山英明 以下アリオン)は、HDMI Sink-Source機器間をHDMIケーブルで接続しながら+5V Power / HPD / CEC / DDC / Utility信号の問題現象を接確認可能な、デバッグに特化した新型テストポイントアダプタを発表しました。新製品『ALLION AJSC-TPA-RR』は、HDMI関連製品の開発時に利用することで、効率的なデバッグが実現できます。また、『ALLION AJSC-1』(記事参照)と合わせて使用することで、さらなるHDMI製品の開発効率向上を実現します。
『ALLION AJSC-TPA-RR』をオシロスコープやアナライザと合わせて使用することで、Sink機器とSource機器間をHDMI接続した状態でデバッグ解析できます。また、『ALLION AJSC-1』と組み合わせて使用することで、HDMI機器に対するHDMI 2.0コンプライアンス試験(プロトコル試験)の実施と、AJSC-1で作成したEDID・SCDCをエミュレートすることでHDMI製品内部のEDID・SCDCに代わり各種デバッグを実施できるようになります。
◆ ALLION AJSC-TPA-RR 機能と特徴
- Sink-Source機器間の+5V Power/HPD/CEC/DDC/Utility信号について、個別にジャンパーで分離可能
- +5V Power/HPD/CEC/DDC/Utility信号の問題現象を、直接確認しながら解析可能
< “ALLION AJSC-TPR-RR” 単体で使用する場合 >
- オシロスコープやアナライザと組み合わせてデバッグを実施(図1)
Sink機器とSource機器間をHDMI接続した状態で+5V Power/HPD/CEC/DDC/Utilityの信号をオシロスコープやアナライザで解析できます。
デバッグ事例:EDID / HDCP通信 / HPDと+5V Powerの状態 / SCDCのアクセス / CEC通信…等の確認
< “ALLION AJSC-1” と組み合わせて使用する場合 >
- EDID/SCDCをコントロール・エミュレートが可能
DDC ラインなどをSource側とSink側で切り離して実施できるため、それぞれでエミュレートできます。例えば、Sinkが本来持っているEDIDではなく、AJSC-1で設定したEDIDを使用して各種デバッグを実施可能です。
- HDMIコンプライアンス試験(プロトコル試験)を実施(図2)
HDMI 2.0 Generic CTSに記載された下記の項目の試験を実施可能です。
実施可能項目:HF1-23, HF2-10, HF2-26, HF2-31, HF2-32, HF2-35, HF2-41, HF2-53
◆ AJSC-TPA-RR 製品仕様
寸法: W 55mm H 34mm D 60mm(本体のみ、突起物を除く)
重量: 88g (AJSC-TPA-RR本体のみ)
資料請求、購入および製品につきましては、アリオン営業部(service@allion.co.jp)までお問い合わせ下さい。
[PDF資料]アリオン、HDMI2.0製品に対応、デバッグに特化した新型テストポイントアダプタを発表
◆ 報道関係 お問い合わせ先
アリオン株式会社 技術部 マーケティング担当 上西
〒141-0022 東京都品川区東五反田三丁目20-14 住友不動産高輪パークタワー 1F/12F
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