SD認証 | アリオン株式会社

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ISO/IEC 17025認定試験ラボであるアリオンは、SD アソシエーション(SDA)公認のテストラボ(Designated Test Lab)として、規格に準拠したSD規格関連のテストプログラムを提供しています。

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ISO/IEC 17025認定、SD Association Designatedテストラボ

ISO/IEC 17025認定試験ラボであるアリオンは、SD アソシエーション(SDA)公認のテストラボ(Designated Test Lab)として、規格に準拠したSD規格関連のテストプログラムを提供しています。当社のSD規格関連試験では、物理層とプロトコル層に関するハードウェア試験、相互接続性試験、データI/Oストレス試験、パフォーマンス試験、挿抜耐久性試験といった、SD製品に必要なテストを網羅しており、ご希望に沿ったプランを包括的に提供しております。

百佳泰為唯一能夠同時提供UHS-II、SDHC/SDXC以及傳統SD驗證測試的指定實驗室

 

SDHC/SDXC規格やレガシー規格についてもサービスを提供

アリオンは最新のUHS-II規格のみならず、SDHC/SDXC規格その他についてもサービスを提供しております。当社ではSDAより要請があった際、製品の持つ問題点について調査しています。また、過去にはSDAに代わってSD互換性確認イベントを開催した経験もございます。こうした長年の活動を通してSD規格関連製品の品質改善に尽力することで、SDAとの良好な関係を構築してまいりました。当社はSDAとの協力関係のもとで、SD規格に関連した製品に対する一連のサービスを提供しております。

 

 

アリオンのSD規格関連試験 

アリオンでは、次のSD規格関連試験を提供しています。

  • ハードウェア試験:プロトコル準拠、信号品質、メカニカル設計、電力消費
  • 接続互換性試験:一定範囲のSDカード/ホスト機器に対する製品の互換性を確保
  • データI/Oストレス試験:アリオンの持つツールと試験手順により、I/O性能と安定性を試験
  • パフォーマンス試験:SDカード/ホストのデータ転送速度が市場に告知した数値と合致するかを確認
  • 挿抜耐久性試験:挿抜を繰り返した前後の、コネクタ部分の品質を確認

 

SDハードウェア試験

ハードウェア試験では、実証を基本とした製品の品質を確認します。主な試験項目は、電気部分、プロトコル準拠(UHS-II, UHS-II)、メカニカル設計(外装寸法、厚さ寸法、ラベル寸法、表面寸法)、ならびに最大消費電力試験です。

  • 電気試験
  • プロトコル準拠試験(UHS-I, UHS-II
  • メカニカル設計試験(外装寸法、厚さ寸法、ラベル寸法、表面寸法)
  • 最大消費電力試験

 

当社では様々な試験機器を多数取り揃えておりますので、試験の実施を希望される製品に対して、適切な電気およびプロトコル試験をお客様のご要望に応じて提供します。以下の機器はSDハードウェア試験で使用している設備の一例です。

 

SDホスト/デバイス接続互換性試験

接続互換性の確認は製品の顧客満足度に影響するキーファクターとなります。そのため、製品の量産段階に入る前に、SD規格互換を持つハードウェアとソフトウェアの両製品に対し、それぞれ他製品との互換性試験を実施することが必要不可欠です。

  • CPRM(セキュリティ)対応ホスト製品を含めた互換性確認
  • 合計で1000製品を超えるSDカードおよびホスト機器を保有(今後、更に増加)
  • 日本、台湾、中国、韓国、米国、英国、ブラジル、タイといった世界各国で合計1400種類以上の携帯電話を保有

アリオンでは100種類を超えるデジタルカメラやプリンタといったIT製品を互換性試験用の機器としてご用意しています。開発製品が正しく動作するかを確認するために、ターゲットとなる製品群を準備することができます。

 

SDハードウェア試験

製品の安定性や耐久性の高さは製品の品質に直結します。蓄積された豊富な検証経験から、アリオンではSD規格に最適なストレス試験を実施するための試験ツール「Allion Stress Pro」を開発しました。この試験ツールでは、一般的なユーザーシナリオ試験にとって重要となる電源管理のイベント処理(Suspend/Hibernation等)をシミュレートし、I/Oストレス試験の間に挟んで実行することができます。

 

SDパフォーマンス試験 

SDパフォーマンス試験では、製品が想定されたデータ転送速度を確保しているかどうかを確認します。アリオンでは以下のPCベンチマークツールを利用し、様々なプラットフォームでのデータ転送速度を測定します。

  • ベンチマーク(OS)

            ■ CrystalDiskMark + ATTO Disk Benchmark (Windows)
■ Xbench (Apple Mac)

  • 試験方法

            ■ Sequential Read/Write
■ 512K, 4K Random Read/Write (QD=1, 32)
■ Continuous Shoot of High Speed DLSR Camera

 

SD 挿抜耐久性試験

SDカード/ホストコネクタは、実利用時には1000回以上の挿抜が行われることもあります。SD挿抜耐久性試験では、試験前と試験後のコネクタの品質について、挿入力、信号品質、性能の観点から評価を行います。

SDアソシエーションについて

SDアソシエーションは、業界指針となるメモリカード規格を策定する規格団体です。企業横断的なメモリカード規格を策定することで、現在数多くの人々に日々使用されている携帯電話などのコンシューマー電子機器の使用方法を簡素化するとともに、機器を長く利用できるようにします。SDアソシエーションは、製品の製造、マーケティングまたは販売を行わず、SD規格を策定し、その採用、改良および使用を促進するための団体です。メーカー各社がSD規格を使用することで、メモリカードやデバイスの相互互換性が実現されます。SD Association Official Website.

 

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