【ニュース】アリオンとローデ・シュワルツが共同開発したOPEN Alliance TC9テスト提供開始のお知らせ

第三者認証試験、品質検証、およびコンサルティングの総合的な検証ソリューションを提供するAllion Labs Inc.(台湾・台北市、CEO:Summer Chien、以下Allion Labs)とエレクトロニクスと無線通信の分野で世界をリードするローデ・シュワルツ台湾支社(本社ドイツ・ミュンヘン、CEO:Christian Leicher、以下ローデ&シュワルツ)は、OPEN Alliance TC9規格に準拠した車載イーサネットShielded & Unshielded Twisted Pair (UTP & STP)のテスト機能を共同で開発したことをお知らせいたします。

図:Allion Labsとローデ・シュワルツ 台湾支社がOPEN Alliance TC9規格に準拠した車載イーサネットテストを共同提供

先進運転支援システム(ADAS)とインフォテインメントの開発により、必要となる車載機器のデータ・レートが上昇しています。これらの機器の機能や性能が発展するにつれ、通信チャネル・ケーブルとコンポーネントの品質、性能を確保することがますます重要になってまいります。車載イーサネットは、さまざまなドメイン・コントローラーと高データ・レートのアプリケーションならびにデータ・バックボーンを接続する重要な鍵となります。OPEN Allianceは、技術委員会TC9をつうじて、ケーブルとコネクタの電気的要件とテスト手順を指定しています。これらの規格は、10GBASE-T1までのさまざまな速度レベルでIEEE 802.3車載イーサネットのリンクセグメント要件への準拠を保証し、車載イーサネット用製品を製造するすべてのケーブルおよびコネクタメーカーに必須のテスト手順を説明しています。

ローデ・シュワルツのR&S ZNBベクトル・ネットワーク・アナライザとAllion AET21064カスタマイズ・ケーブル・フィクスチャおよび導電性ドラムの組み合わせにより、OPEN Alliance TC9標準に準拠した車載イーサネット・ケーブルおよびコネクタ・テスト全てにおいて認証される統合ソリューションをケーブルおよびコネクタサプライヤに対して提供いたします。

「ローデ・シュワルツは常にAllionの重要な業界パートナーであり、試験手順に彼らのベクトル・ネットワーク・アナライザーを導入できることを光栄に思います。これにより、車載イーサネットテストにおける私たちの試験機能が大幅に向上しました」と、AllionのCTOであるBrian Shih氏は述べています。「ローデ・シュワルツとAllionの厳格なテストへのこだわりが、このパートナーシップで証明されます。協業により、信頼できる計測パートナーとなり、車載イーサネット市場に最高のサービスを提供します。」

 車載イーサネットテストについてご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。 

 アリオン株式会社 お問い合わせ窓口:service@allion.co.jp

■ ローデ・シュワルツ社について

 ローデ・シュワルツは、試験・計測、放送・メディア、航空・宇宙、防衛、セキュリティ、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各分野で高度なソリューションを提供するリーディング企業です。技術指向のグループとして、通信・情報・セキュリティ関連製品をもとに、産業界や行政機関のお客様がさらに安全に“つながる”社会を実現できるようご支援しています。ドイツ・ミュンヘンの本社を中心に、70カ国以上に子会社を配し、アジアと米国には地域拠点を置いています。

詳細はこちら( https://www.rohde-schwarz.com/ )をご覧ください。

■ Allion Labs について

 アリオンは創業以来、IT/家電製品を始めとした認証・検証を事業の柱としています。自動車に関連する総合的な検証支援サービスやデバッグサービスによって、多様なコネクティビティによって複雑化する開発の効率化を支援し、拡大を続けるコネクティッドカー市場において自動車や車載機器の更なる品質向上をお手伝い致します。最新の技術動向に追随しながら、業界最高レベルの品質検証サービスを提供しています。

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